本日はこちら。
みとら
田崎酒造、白麹、常圧、焼き芋仕込み
久々の芋焼酎ですね。実は8月のdancyuの特集が焼酎だったのでちょっとうれしくて、また芋を飲む割合が自宅でも増えてきました。
とか言いながらこれは去年の年末くらいに買ったお酒。なかなか一升瓶が空きませんでね・・・。
お店の方とお話ししていて最近腕を上げているという田崎酒造さんのお酒。ソムリエの田崎さんのご実家だそうで、血は争えないということですね。こちらのたなばたを一昨年ほど前に買ってかなりいい印象を持ってたのでラベルのおめでたさも合わせて購入。
焼き芋といえば黒瀬とか鬼火とかがまぁまだ有名なところだと思いますが、こちらは芋の甘さが引き立つお味です。ロックがおすすめなのですが、ちょっと焦げ感も漂わせつつ、芋らしいしみじみした甘い味わいを感じさせてくれます。田崎酒造さん、今後も注目ですね。
みとら:7点
本日2本目はこちら。
鷹勇 「涼」夏の純米酒
大谷酒造、精米歩合60%、酵母熊本KA-1(協会9号系)日本酒度+4.0、酸度1.5
まぁおらが町というほどでもないのですが一応両親の故郷なので。
法事で鳥取に行ったので毎回行く酒屋さんで今回も購入。夏酒にしようと決めていくつかの銘柄から一番ラベルがぐっとくるのを選びました。
けっこう辛口めでしたね。スペックをあまり見ずに買ったのですが。まぁでも夏らしくさっぱり飲めるお酒だなと感じます。しっかり冷やしてきりっと飲みたい1本。
夏酒といえば先日購入した天寶一のスパイシー夏潤がめちゃめちゃおいしかったですね。これなんですけど。
甘いかんじが最初にきてキリッと切れていくかんじでした。
夏のお酒はわりと各社自由というか個性がより見れて楽しいなと感じます。
本日はこちら。
赤武者外伝 花魁
天星酒造、麹不明、常圧
昨年に阪急百貨店でたまたま試飲をやっていて、飲んで気に入った一本。
普段試飲で即買いなんてまして焼酎ではなかなかないんですけどね。おいらん芋とこのラベルにやられました。
おいらん芋というのは赤芋で希少なものらしいですが芋の名前からやけに色っぽいお酒になりましたね。見た目が。
味の方はこれが非常に旨い。紅芋系のフルーティなタッチがのどをなでるように通り過ぎ、そのあとに鼻から甘い香りが抜けていきます。さすがにこれはロックが合いますね。
芋焼酎では久々のヒットでした。
赤武者外伝 花魁:8点
本日はこちら。
川鶴 讃岐クラウディ
川鶴酒造、精米歩合不明、度数6%
何やらすごく久しぶり。何か月ぶりかわからないですけど。
や、まぁ誰も心配してないと思うのですが別に何かあったわけでもなんでもなくてただただ面倒くさくなってしまっただけなのです・・・なんかすみません。
なんとなく今日は書きたい気分になったのでまた適当に書いていけたらなと思ってます。
というわけで久々の記事はこの讃岐クラウディ。
もともとなかなか行けない酒屋さんに偶然行けて、せっかくなので何か買いたいなと思っていたところ、次期がら新政の「雨蛙」がすごく好きだ、という話をしたところ、雨蛙の炭酸がないバージョンみたいなのに近いかも、という推薦を受けて、試飲もさせてもらったのでこれは買わざるをえないな、と思って買った一本。
雨蛙同様、にごり酒です。炭酸はないのですが、確かにちょっと似てます。まず甘い。そしてヨーグルトのような乳酸系の酸味。そして甘味。これらが雨蛙に似ているというところですね。でも雨蛙よりは炭酸がないからかもしれませんがヨーグルト味を強めに感じます。甘味は似たようなくらいかなーと思いましたが。
驚きはなんとこれで1,000円切っているんですよね。本醸造ではありますがけっこうびっくりしました。アル添という響きがやっぱり好きじゃなくてあまり積極的には買わないのですが、これはアリですね。
本日4本目はこちら。
真鶴
万膳酒造、白麹、常圧
焼酎を好きになって萬膳と出会ってから、いつかは家で飲んでみたいなと思っていた真鶴。ついに家で飲んでここに書く時がきました。感無量です。
萬膳や萬膳庵はわりとロック、お湯割り両方好きなのですが、真鶴に関してはお湯割りすると少し味わいが飛んでしまう感じがしました。黒麹じゃない分どっしり感がないからですかね。
その分ロックでいくと伸びやかな旨み、木の香り、芋の味わいがややマイルドな萬膳味として口に広がりを見せるような味わいを感じました。
これが抜群にお好きな方ももちろんいらっしゃるのですが、自分としてはノーマルの萬膳が一番好きですね。いつもの、が落ち着いてしまう。おっさんになったからかなぁ。
真鶴:8.5点