久々に京都に行きました。
いや、仕事で。
仕事で京都に行けるのは久々だったので、
しかも木曜の夜入りだったのでそれなら飲もうか!
ということで夜9時から京都の行きつけのお店に集合しました。
1時くらいまでいたので非常にお店にはご迷惑をおかけしてしまったのですが、
店長さんのお心遣いでゆっくりさせていただきました。
この日は次の日仕事なのにがっつり5杯。
・国分黄麹蔵
・牧場の櫻
・甑州
・もぐらヌーヴォー
・釈云麦シーサーラベル
国分黄麹蔵は相変わらずの1杯目黄麹が好きなので。
でも黄麹のお酒はやっぱり減圧が好きかな~。
口中がまだ酒飲みモードにできていないので。
1杯目は減圧がいいな、ということかもしれないですが。
今度は途中に黄麹常圧を挟んで試してみないとですね。
牧場の櫻はお店で置いているところがなかなかないので。
一升瓶のみの販売で、地元宮崎の新聞で包まれた上にラベルが貼ってあります。
ネットでの評価は非常に高いのですがやっぱり何度飲んでもピカイチ・・・とまでは思えないような。まぁ人それぞれですもんね。
口当たりはさらっと入ってきて、旨味もしっかりあるのですが、
後口に残る酸味がどうも好きじゃないかんじがします。
私の酸味に対する気持ちがかなりマイナスにあるので、
逆にそれが好きな人にはこのバランスはかなりハマるのかなって思います。
甑州は甑島で作られた一本。
これもどちらかというと酸味があるタイプだと記憶していたのですが、
この日はかなり旨くて、あれっこんな味だっけ?というかんじでした。
口当たりは入りやすいというよりはいきなりしっかりしてる感じで、
飲んだあとはふわっと余韻が広がる感じ。
酸味はそれほど強くなく、芋芋しい味わいが長く続きます。
もぐらヌーヴォーはたまたまお店の棚の端に置いてあるのを見つけてしまったので。
もぐらはレギュラー酒よりもヌーヴォーの方が好きなんですよね~。
甘みも強くて、新酒だからか生き生きした味わいが感じられます。
で、最後に飲んだのが赤い釈云麦。
なんでも全麹仕込、無濾過、28度というかなり気合の入ったスペック。
28度にしてるあたりにただものならぬ意気込みを感じます。
普通の釈云麦も相当濃いのですが、この全麹バージョンはハンパないです。
兼八を初めて飲んでこれまで麦焼酎を知らなかったときに受けたパンチを相当印象的に覚えているのですが、
これだけ麦焼酎も色々飲んで知っているつもりになっている中でも、
かなりのクロスカウンターを受けました。
この味わいに対して濃厚、とか旨味がすごい、とかしか言葉を並べられない自分がとても残念です。
今年限りということも聞いたので今後飲む機会を持てるかどうかわかりませんが、
西吉田酒造さんの底力を見せ付けられた気がしました。