今日は年に一度のお楽しみイベント、
『第13回 本格焼酎ルネッサンス in東京』
でした。
今回で3年連続3回目の参加。中には私のことを覚えていてくれる蔵の方もいらっしゃいまして、嬉しいやら恥ずかしいやら。
ということで今回も飲んだお酒のレポートを上げたいと思います。
だいぶ飲んだことのない酒がなくなってきたので、蔵元の水で割ったものを一番美味しい温度で燗付けしてくれるのはここしかないということで飲んだのはほぼ全て前割りの燗付けです。
大海蒼々
1杯目なので優しく減圧から入ろうかなと。
でも逆にさらっと飲み過ぎて印象がなくなってしまった。。
これは前割りを冷やで飲みました。
常熱蒼々
大海蒼々の常圧バージョン。こちらは燗で。なかなかレギュラー酒っぽくて飲みやすいです。
池の鶴
こちらは毎年飲んでいる大好きなお酒。元が28度なので割るのも高めの度数がいいらしいです。旨みもたくさんあるのですが気品のある味。
不二才醅
前割りしてもガツンとくる味。無濾過ならではのいい雑味が広がります。
錫釜
ふわっとした黒い甘みが広がります。やっぱり旨い。これだなぁ、って思います。
甕雫
一番最初にこれにしたらよかった、と思う1杯。20度をストレートで飲みましたがこれがさらっと滑らかにのどに消えていくんですよね~。
侍舞(サムライダンス)グリーンラベル
勧められて飲んだ新製品。黒麹の減圧という珍しいスペック。
黒さがあまり感じられずフルーティささえ感じる。久々にヒットな印象。
鶴見
いつも大好きな鶴見。お湯割りでこれほど飲み飽きしないお酒があるのでしょうか。似た味もないまさしく私のオンリーワン。やっぱりまた買おうかしら。や、先に我が家の在庫を減らさねば。。
トヨノカゼ
泰明の藤井醸造の気になってた新製品。大麦仕込みの泰明と違ってこちらははだか麦を使用。ストレートで飲んだのもありますがパンチ力がハンパなかったです。でもやっぱり特蒸泰明が一番好きかな~。
八重桜
これぞ宮崎なお酒。家に置いときたい1本ですね。女性的と言われる宮崎焼酎の粋です。
佐藤黒
これを飲んで前割りの燗付けの美味しさに気づかされたと言っても過言ではないですね。まさに優等生です。
武者返し
去年に引き続き燗・ザ・ロックで。
やっぱり球磨焼酎はこれでしょう。温められて立ち上る米のふわっとした香りに米ならではの上品な甘さ。いいですよねぇ。
蔓無源氏
国分さんの追い求めた焼酎がこちら。原酒のロックでいただきました。酸味が強く、ぐわっとくる味です。んーどことなくガテン系?
綾紫印
毎年情熱シリーズとして出されている蒸撰綾紫、これが34度なのでこれの25度バージョンがこちら。新製品みたいだけど通年販売なのかな?聞くの忘れてました。ストレートで飲んだのですが34度よりもやはり飲みやすく、綾紫の素直な味が感じられます。前割りしたらもっと甘みが感じられるのでしょうか。紫芋好きなわけじゃなくても気になるところ。
つくし梅酒12度、17度
3年くらい前に発売されたのが17度、今年発売されたのが12度。こちらの方が好きかな。滑らかなのど越しで食前酒としてはかなり最適なのでは。きりっと冷やしても美味しそう。
玉露甕仕込み
今日飲んだ中では一番芋々しかったかも。口の中で芋の味がワッときて本当にふかした芋を口の中に入れているような。
黄麹三段仕込み宣有千萬
てっきり粕取り焼酎しかないと思っていたのですが純米造りもあったんですね。いわゆる吟醸っぽいパイン系。好きな味です。
粕取焼酎 宣有千萬
粕取り焼酎は好きではないのですが勧められて。原酒の40度をいただきました。これは酒がというよりアルコールのパンチ力がものすごくてなんとも。でも思ったよりはイヤなかんじはしなかったですね。どことなくヨーグルトっぽいかんじかな。
壱乃醸朝日
ちょっと気分を変えて黒糖焼酎を。ビンの前には地元産かな?仕込みに使うやつかな?黒糖が置いてあったのでもちろんかじってから壱乃醸を。これって本当にぜいたくなデザートになりえますよね。口の中いっぱいにふくよかな甘みが流れていきます。黒糖×黒糖焼酎は2倍ではなくて3倍4倍になるかんじ。
山ねこ
ジョイホワイトの山ねこ。後半で飲んだからか、思っていた味と違ってました。
悪い意味じゃなくて、ヨモギというか野草の味が。んーこんな味だったっけか。
八千代伝黒
ここのお酒はある種変わってるんですよねぇ。白麹も黒麹もそんなに主張しなくて、この黒もあまり黒々しい味がしなくて、ちょっと酸味があって。
松露白
ここで前割りしているのが白だけだったので。松露は宮崎のお酒のわりにあまり宮崎っぽい味じゃないんですよね。でもやっぱりレギュラー酒なので飲み飽きしない系だと思います。
松露うすにごり
松露の無濾過。なんと25度のまま直燗でした。ブワッとくるアルコールのせいであまり味がよくわからなかったかも。。
松露黒麦
松露も麦を出してたのは前に見た気がしていましたが黒麹で7年物とは知りませんでした。過剰に麦チョコ系なわけではないですが、さすが長期貯蔵のまろみが感じられます。
蔵の師魂いもいも
蔵の師魂は飲み進めるほどに力を感じるお酒なので今日はいもいもの方に。芋麹芋よりは酸味や芋々しさは抑えめな印象。なので逆に一般受けするのはこちらなのかもしれない。
侍舞ピンクラベル
最初に減圧を飲んだので今度は常圧の方を。確かに黒い味はしなくて、フルーティさを感じるなぁと思っていたら使っている芋が赤江でおなじみの紫優(ムラサキマサリ)。なのでフルーティさはここから出ているものだったんですね。
侍舞グリーンラベル
というわけでやっぱりもう一度減圧を飲むことに。
旨い。
夏はこれをヘビロテでほしいとこですね~。
佐藤白
黒は飲んだので白も。
やっぱりお湯割りに白はどうなのかな?と思いました。
もちろんん美味しいことに変わりはないのですが。んーやっぱり佐藤白はロックの方が好きかな。
莫弥氏
そろそろ終盤なのでもう一度大石酒造のブースへ。今度はこちらの黒麹仕込み。
やっぱりここの味 、好きです。
あらわざ桜島
あらわざって荒々しい、というのを思っていましたが新しいの新技の方でした。
なんでも蒸留中のもろみに空気を送り込んで味を均一にするそうな。
確かにすっきりと癖がなく、飲みやすさとしてはかなりのものでした。
ということで今年は30杯!
や~飲みましたねぇ。
今年は会場の大きさに対して人が多かったから、来年はもう少し広い所でやらないかなぁ。
今日イチでよかったのはサムライダンスのグリーンラベルですね。
あれは新しい減圧の一角を担っちゃいますね。お店でも見かけたら飲みたいです。