本日2本目はこちら。
小左衛門 純米吟醸 初のしぼり
中島醸造、精米歩合55%、度数16度
小左衛門の初しぼりです。これもいつもの酒屋さんで買いました。年末になると初しぼり、なんていう言葉が出てきてテンション上がりますね。
飲んでみると小左衛門らしいコクと少しの酸味、しっかりしたボディを感じます。わりと濃いめのものとでも合いますけど、やはり出汁系のものとの相性がいい気がします。生酒、とだけあったので濾過はしているのかなと思いましたが意外と当たりは荒めというか力強さも感じます。おいしいはおいしいですが、いつもの小左衛門のラインナップの方が好きかなーと正直思いました。
本日はこちら
村祐 本生
村祐酒造、精米歩合・・・書いてない!、度数15度
年末にいつも行っている酒屋さんでひときわ目を引くセクシーさ、そしてお値段のお高さに、「まぁ正月を迎えるわけやからいい酒いっとくか!」と買った一本。
村祐はこれまで評判は聞くものの飲んだことがなかったのですが、これは特別っぽい扱いがされているだけあってめちゃめちゃ美味い!美味いというかとってもお上品においしいです。フルーティさではこれまで飲んだあらゆるお酒を超えてるかもしれないほど。甘い。そして美味い。
これは精米歩合書いてないけどかなり磨いてそうですよね。どのくらいなのかしら。40%台以下なのは間違いないとは思うのですが・・・。
あまり濃いアテには合わないですが優しい味のものだとしっかり寄り添ってくれます。年明けに飲んで幸せに浸れる一本ですね。
お次は昨日空いたこちら。
萬膳庵
万膳酒造、黄麹、常圧
大好きな萬膳の黄麹仕込が萬膳庵です。
萬膳さんは木樽蒸留が特徴的で木香がよく感じられるのが好きなところです。そして味わいが深い。お湯割りもロックもいけるのもまたいいですね。
きのうは春巻きと合わせて飲みました。またこの時期のお湯割りは木の香りが立ってこれまた旨い。
木樽は何年かで入れ替えが行われるので、実は萬膳は毎年味が違うはずで、木樽の交換時期もわかる人にはわかるのでしょうが、まだまだそこまでには達せないですね。そこまでいったらかっこいいなぁ。かっこいいか?!ただただオタク度が進むだけか・・・。
萬膳庵:9点
もう1週間以上経ってしまいましたが明けましておめでとうございます。
こんな超不定期でアングラな文章を読んでくださっている方々、今年もよろしくお願いします。
もちろん色々とお酒は飲んでいたのですが
めんどくさくてなかなか書けずに時が経ってしまったのでまとめて書きたいと思います。
各お酒のスペックはすでに瓶が手元にないものもあるので省略します。
まずは新政の申年ボトル。偶然買えたのでつい買ってしまいました。
続いて田酒の同じく申年ボトル。年末に買えたので家内の実家で新年のお酒として飲みました。先日の特純よりは辛口めかなと感じましたが濃い目の肴とよく合いましたね。
続いて酔仙酒造の結の香。新しい酒米で仕込まれてます。めちゃめちゃきれいな味でした。どっちかと言うと食前酒的なかんじかもくらいです。40%くらいまで削ってるのでもう少し低精白のものも試してみたいですね。
最後に三井の寿の純米。帰省のときに東京駅で弁当をアテにワンカップでも飲もうかなと思ったら一合小瓶が売ってたのでその中から選びました。雨後の月と迷ったんですけど。冷やでいけそうかなと思ったんですが結構辛くて。半分くらい残ったものを家で熱燗しようとして、もうレンジでいいやと思って湯飲みに入れて熱いめの方がいいかなーと50度設定にしたらかなり美味しく飲めました。辛味がなくなって甘みだけが残って。やっぱり熱燗は奥が深いですな。
本日はこちら。
鳳凰美田 無濾過本生 純米吟醸酒 Black Phoenix
小林酒造、精米歩合55%、度数16度以上17度未満、愛山100%
よく行くお店のレジ前の桶の中に入っていたこのお酒。完全にジャケ買いです。見た瞬間、おお鳳凰美田やなと思ったんですが、狙ったとおりにレジに持って行ってしまいましたね。加えて愛山100%使用というのも引かれたポイントでした。
酸味はそんなになく、また酒臭さもほとんどないきれいなお酒ですね。アテなしで飲んでも美味しいですが、ダシのきいた味噌汁で飲んでも美味しかったです。