本日はこちら。
玉川 自然仕込 山廃 純米酒 ひやおろし
木下酒造、精米歩合66%、北錦100%使用
秋田在住の友人と、「ひやおろし送りあいっこしよう」ということでこちらで選んで送った一本。向こうの分だけでなく自分のも買いました(笑)
ひやおろしというのは、冬にしぼった酒を火入れして保管し、ひと夏超えて出荷されるお酒。夏から秋にかけて冷え始めてきてからおろされるのでひやおろしと言います。
木下酒造の杜氏さんはイギリス人のフィリップ・ハーパーさん。それじゃこのお酒に異国感を感じるかというともちろんそんなことは全然なく、旨い日本酒を醸す方です。
このお酒を買うときに首に案内がかかってて、「ひや(常温)かぬる燗でお楽しみ下さい」と書いてました。
なので素直にひやとぬる燗で飲みました。
冷で飲むといわゆる辛口ですね。ただたんなる辛口とは違って、甘みと酸味が交じり合った結果の辛口というか、飲み口は濃いです。まずはふわっとしたほのかな甘みが入ってきてそのあとキリッと切れてアルコールがぶわっと立つというか。そして後味は濃い、というかんじです。
ぬる燗で飲むと温まった分甘みが立ちますね。ただぬる燗なのですぐに冷めてその後は辛口感が増して感じられますね。
やーでも秋口はこんなお酒がいいんでしょうね。守備範囲は広そうですが、鶏の塩焼き的なものが合うかもです。