本日2本目。
小左衛門 山廃純米酒 播州山田錦
中島醸造、精米歩合65%、度数16.5%、日本酒度+4、酸度2.1
これも気になっていた銘柄です。
お店でお勧めの飲み方を聞いたら「ひやで」と帰ってきたので初めて常温保存のお酒を買いました。あっためてもいいのかなって思ったのでぬるめにお燗すると酸味がすごく立ってしまったので、これはそのままひやで飲むのが一番ってことですね。
よく耳にする「山廃」という言葉、これはもともと「山おろし」という言葉があって、これを廃したので山廃と言われているのですが、この辺がよく整理がついていなくて、ちょうどこのあいだのdancyuでまた日本酒特集をやってまして、そのあたりのことが詳しく書いてあり、また一つ勉強になりました。
と、いうことでこの山廃純米ですが、他の山廃にも似た傾向があると思うのですが、どちらかというと酸味がしっかりしていてボディの強いお酒が多い気がしますね。ちなみに山廃ではないお酒には、「生酛」と「速醸酛」があります。
で、この小左衛門ですが、酸味があって、かつ「日本酒らしい」風味があります。いわゆるフルーティ系とは違いますかね。で、味の濃い目の料理にとっても合う気がします。昨日はブリの竜田揚げと合わせたのですが、脂ののっている部分を食べたあとに飲むとまぁ甘い。これがマリアージュか!と思いました。