なんと本日3本目はこちら。(空けてたのに更新サボってただけなんですが)
小笹屋竹鶴 番外編 生酛・山廃 純米原酒
竹鶴酒造、精米歩合65%、度数19度、25BY、中生新千本(広島県産)100%使用
マッサン、見てました。今更ですけど。や、見てたら当然ウィスキーが買いたくなったんですけど、流れで生家の日本酒が飲みたくなりまして。買うチャンスをうかがってたんですが、ノーマルの純米酒とかを買わずにこんな番外編に手を出してしまいました。竹鶴酒造は昔から有名なところだったみたいですね。その昔々、灘の宮水で灘のお酒が売れていたのは宮水が上質な硬水で仕込みに有利だった中、軟水で仕込む方法を確立させた蔵の一つが竹鶴酒造だったそうで、そんなところも惹かれちゃいますよね。
ということで5周くらい遅れて竹鶴酒造のお酒を飲みましたが、前に居酒屋で飲んだときも熟成酒を飲んだのですが、わりと熟成酒が得意なメーカーなのかな、という印象です。熟成酒といえばお燗ですね。お酒自体もヒネ香というか、ちょっと黄色くなっていて、2年熟成ですがいかにも感が漂ってます。
冷やでも飲んでみたんですけど度数も高いせいできついです。酸味も結構あるのでなおさら。冷やではかなり好みが分かれるのかなというかんじです。ということで我が家ではお燗でいただきました。ぬる燗だとまだ酸味が際立つので熱燗にしたところ甘みが出てきました。あとはアテに左右されるのですが、今日はさんまの塩漬けを焼いたものと合わせました。塩味がきっちりきいたもの、かつ血合いとかワタの苦味とか、複雑な味と合わせると抜群です。ちょっとオトナの味ですね。ただまぁ・・・リピートは・・・しないかな・・・。自分はきれいなお酒が好きなんだなとつくづく思いました。