毎年年末年始にかけてのこの時期しか出荷がなされない、
『旭萬年 無濾過』
渡邊酒造場、黒麹、常圧、28度、大地の夢(自家栽培の芋)使用
旭萬年黒麹・白麹という焼酎があり、以前麦麦万年も紹介しましたが、その渡邊酒造場が年に一度だけ出荷する無濾過のお酒。
夏ごろにお店で空のビンを見かけて、お店の人に聞いたところ年一回、冬の出荷だということで、ひそかに待ってました。
自分にしては珍しく、今日買って今日開けてます(笑)
たまたま仕事が早く終わったので、寄り道して期待せずにのぞいてみたところ、
おっ。もう出てるじゃないか、ということで。
しかもこの無濾過、実は2種類あって、一つは普通にコガネセンガンをつかったもの。
もう一つはこの自家栽培の「大地の夢」を使ったもの。
どっちにしようか迷ってるうちに周りの人がどんどん買っていってラスイチになってしまったので慌ててこっちに手を伸ばしました←ミーハー
さて、気になるお味はというと・・・
もともとの旭萬年はかなりすっきり、甘みのしっかりと出たお酒です。
無濾過のほうは全然違ってて、これは芋のせいかもしれないけど、
まず香りが違う。悪く言えばゴムのような濃縮した香り。
よく言えばこってりとしたレバーペースト系かな?
飲んでみると・・・おぉ、複雑。甘み、酸味、芋、色々な味がします。
普段ロックで飲むので、最初の方は生に近いからちょっと濃すぎるのかも。
少し置いてみると、少し氷がとけて更に色んな味を感じることができます。
ん~これは完全に食中酒向きなのかな。濃い~ものと合わせてみたいところ。
というわけで・・・正直生に近いロックは濃すぎるかな。
ちょっと融けてきたあたりが飲み頃と思われます。
旭萬年無濾過:6点