金曜日にちょっと落ち込み気味の後輩を誘って高円寺へ。
後輩行きつけのお店ということで、焼酎への期待はしていなかったのですが、
いやいやなかなかステキな品揃え。
品揃えというかたくさん種類があるわけではないのですが価格が非常に良心的だったので。
この日は4杯。
・角玉
・さつま白
・さつま黒
・旬香
角玉は晴耕雨読の佐多宗二商店がここ数年にリリースした最近のお酒。
黒麹らしいコクとスッキリした味わいが上手く同居しているような。
ちょっと芋になれてきた人にはおススメしやすいお酒のような気がします。
さつま白・黒はなんかリーズナブルなお値段だったので改めてと思って。
さつまは佐藤の地元用のレギュラー酒という位置づけですが、芋も水も同じとのことなので、佐藤は3年近く貯蔵するのが特徴だったと思うのでさつまは貯蔵しない新酒で出してる、というのが違いなのかな?
個人的には優等生的でとがったところの控えめな佐藤よりはさつまのほうが好みです。白も黒もそれぞれの麹の特徴を出しながら、こう「酒飲んでるな!」って気分になるのはさつまの方のような。もちろん佐藤もすっきりして素晴らしいお酒であることに変わりはないのですが。
あーイベントで飲んだ佐藤黒の6:4の前割りの燗付けは最高の旨さでしたので、お湯割にしたら佐藤の方が美味しいのかもしれません。
また自分が新酒の方が好みだからというのがあるのかもしれません。
以前にもぐらを居酒屋さんで飲み比べしたときも3年貯蔵酒より新酒のヌーボーの方が好きだったので。
旬香はお店で名前を見て今まで見たことない銘柄だったので。
瓶を見せてもらったところ若松酒造の商品のよう。
若松酒造といえばコンビニで見かける「薩摩一」などを作っているメーカーですね。
この旬香は黒麹と黄麹でそれぞれ作った原酒をブレンドしたお酒。
黒麹のコクと黄麹のフルーティさとがうまく同居していたように思いました。
最近黄麹が好きになってきてるのからそう思ったのかも。
でもやはり初心者の方にも美味しいと思ってもらえる系じゃないかなぁと思います。
最近自分のまわりが色々焼酎に興味を持ってくれてうれしいですね。
草の根的ですが自分の慕っている人たちが自分の好きな酒を美味しいと言って飲んでくれるのは焼酎ファンとして感無量です。