お盆は実家に帰ってました。
お盆とか正月くらいしか会えない人もいたり、
いつも会う人もいたりと、まぁとにかく飲みました(笑)
11日は高校の友人宅へ。
いる人はパートナーを伴っての10人くらいでの大宴会。
家飲みということでもちろん酒は持ち込み。
今日の持込は2本。
今日は黒糖焼酎党の友人のため1本は黒糖焼酎を。
長雲です。
黒糖、あるいは黒糖そら豆をかじって、黒糖焼酎を飲むとバツグンに美味いんですよ~。
もちろん黒糖焼酎も色々と種類があるのですが、一度長雲は飲んでみたかったので。
長雲には上位銘柄として「長雲 一番橋」もあるのですが、こちらは一升瓶しかなかったのでこの日は断念。でもいつか飲んでみたいなぁ~。
長雲はすごくどっしり系に感じました。あと黒糖の味と黒麹の味が半々くらいに感じます。飲みなれた人向けなのかもしれないです。
もう1本は赤江。「紫優(ムラサキマサリ)」という紫芋を使って仕込んだ1本。紫芋系では最高の香りを持っていると思います。
昔飲んだときはぶわっと来る香りが少し苦手かも、と思ったのですが覚えてしまえば非常に香しいものに感じます。口に含んでも香り同様紫芋のというか「紅い」味がします。
こちらは友人宅にある泡盛『泡波』です。
波照間島でしかほぼ売っていないもので、泡盛の中ではかなりのレア物みたいですね。
写真はチビ瓶と友人が民宿で空ビンをもらってきたもの。
泡波自体の味は非常に甘く感じます。口あたりもとても柔らかで自然な甘味です。。ピリピリしたかんじが全然ありません。
その他友人宅にあった請福も飲みました。こちらは泡波に比べるとアルコールを感じる甘味。少しピリッとくるかも。でも十分おいしいです。泡波より先にこっちを飲むべきでしたね。
そして解散後そこにいた友人宅へ移動して二人飲み。
ここでは持込の2本としまっちゅ伝蔵・しま茜を飲みました。
しまっちゅ伝蔵はとってもさらっとしています。例えば朝日壱乃醸とかはけっこう口の中にまとわりつくほど甘みがあるのですがそれに比べるとサラッと切れて飲み飽きないかんじ。
しま茜はもう言うことないですね。安納芋の甘さが素直に出ています。種子島に行きたくなります。そして絶対高崎酒造さんに見学させて欲しいです。
翌12日は残念ながら予定がキャンセルになってしまったので思いがけず休肝日。
そして翌13日は中学校の友達と3人で飲みました。
二人とも結婚して去年と今年子供ができました。幸せ一杯でしたね。ん~うらやましい。
さて、この日は優しく4杯。いや5杯(笑)
・大金の露
・利八
・佐藤黒
・月の中
・大金の露
大金の露は大金酒造のレギュラー酒。非常に芋らしい芋焼酎の味といいますか。
安心して飲める味です。タイプは全然違いますが鶴見に並ぶくらい好きかも。
利八は・・・やべ特に記憶にない。。でも大金の露より酸味があった気がします。紫尾の露ほどではないですが。
佐藤黒はなんかお店では久々に飲みました。やっぱりロックで飲むと優等生的な味ですね。お湯割ではあんなに花開くのに。でも普通の居酒屋でお湯割を頼むと熱湯で割られそうで少しコワくて頼めませんでした・・・。
月の中はやっぱりあると頼んじゃいました。。
次の日は東京に戻ってきたその日。
以前にも家に遊びに行ったことのある先輩夫婦と四ツ谷の名店で飲みました。
奥さんも来ていただいての外飲みは初です。
この日は黒ぢょかでお湯割りをシェアして飲んだりしたので実質は5杯くらい?
後ろに何も書いてないものはロックで飲んでます。
・南之方
・鶴見前割りぬる澗
・伊佐大泉前割りぬる澗
・真鶴お湯割り
・真鶴
・妻
南之方は大好きな枕崎を醸す薩摩酒造が出している鹿児島限定流通品。
芋らしい芋って感じがします。酸味は控えめながら少し感じるくらい。ろ過が抑え目なのが影響してるのかな?でも普通においしくいただけます。
鶴見は前割りすると少し香りが落ち着きます。度数の低さゆえでしょうか。そしてぬる燗なのでアルコールのぴりぴり感が全くなくほんのりあたたかいのが旨さをいや増します。そして飲んだ後に鼻腔にただようのは鶴見のあの香り。非常に控えめなのがたおやかな女性を思わせます。
前割り燗の鶴見が非常に美味しかったので隣に置いてあった同じく前割りしてある伊佐大泉を燗していただきました。ロックで飲んだときはそんな世間で言われてるほどかな・・・と正直思っていたのですが前割りしたものをぬる燗でいただくと・・・これがめっぽう美味い!控えめな味で芋芋しいことには変わりはないのですが、体中にしみじみとくる味に変化していました。これはロックで飲み比べてみたらよかったですね~。次回はそうしてみます。
次にお願いしたのは真鶴のお湯割り。これがまた美味いんですよね。真鶴大好きだなぁと再確認しながらソッコー飲み干して、比べてみるためにロックを注文。香り自体はもちろん温めているお湯割の方が立つのですが、飲んだ後の余韻はロックの方が度数が高いからかよく感じられました。でも要するにどちらもおいしいです。この店のように美味しいお湯割を飲ませていただけるなら頼んでもいいかなと思いますがヘタなお店では頼むのは不安になりますね。
最後にお願いしたのは妻。先輩夫婦に月の中を堪能してもらって、隣で妻を頼みました。月の中のバニラと妻のコーヒー牛乳感を感じてもらえました。
これを読んで「そんなわけないでしょ?」と思った貴方。是非一度一緒に飲みに行きましょう(笑)
次の15日は同期のオトコと吉祥寺のいつもの店で。でも優しく4杯。
・島美人
・炎舞(ほまい)
・萬膳庵
・侍士の門
島美人はなんとなく1杯目にふさわしいのが浮かばなかったので。やっぱり地元でも愛されてるレギュラー酒だけあって安心して飲めますね。甘みもしっかり感じられてウマイです。
炎舞はお店に瓶があって見たことないやつだったので。前村杜氏の東酒造のPB商品です。PBまでは全部チェックするのは不可能ですもんねー。知らないはずです。
なんか桜島の陶芸のところ?の依頼で製造されたようです。
東酒造ならではのブレンド系。詳しくはわからなかったのですが、なんか紅い味がしたんですよね~。多分勘違いだと思うんですが。ブレンド物は複雑な味・・・と紙一重で「よくわからない味」に感じてしまいます。もうちょっと何か主張がある味が欲しいなぁ。東酒造はブレンド物がたくさんありすぎてそれぞれの銘柄の味を全く覚えられません。。
萬膳庵は説明不要ですね。この日も美味かったっす。
最後に侍士の門を。でもなんかお店が混んできて急いで飲まされて出されてしまったのでよく味わってないです。でも濃いですね。。力強すぎて飲む日の体調を選ぶかも・・・。
と駆け足で書きました。
まぁ~色々話を聞いてもらったお盆でした。
その成果は顕れるのか否か?!
まぁまたお盆が終わってからも色々みんなと酒を飲みながら語り合いたいものです。